2012年6月30日土曜日

Diablo3 - Archon Wizard

ウィザードとしてプレイする際、装備の強弱にかかわらずArchonは優秀なスキルといえる。Archonの主力スキルはDisintegrate WaveとArcanen Strike、補助火力としてArcane Blastがあり、TeleportとSlow Timeは基本的にスルーとなる。まずそれぞれの特徴を見ていくと以下のとおりである。

Disintegrate Wave : 300% damage
APコスト不要で威力の上がったDisintegrate。ダメージ発生頻度は攻撃速度に拠らず0.5秒間隔だが、これはダメージや回復が表示される頻度が0.5秒なのであって、実際のダメージは0.5秒未満の照射でも発生しているものと思われる。その根拠としてLife on Hit系の効果の発生頻度が挙げられる。
参考 : List of Life-on-Hit for Wizards

Arcane Strike : 250% damage + Knockback
近接範囲攻撃にノックバック効果が付与されているがレアパックやチャンピオンには通じない。攻撃速度を上げているのならば使い道もありそうだが、基本的にDisintegrate Waveで一掃できずこれに頼らざるを得ない射程までノーマルモンスターに接近されるようなフィールドではArchon自体が通用していないと言える。

Arcane Blast : 115% damage, cooldown 5sec
APコストが不要で威力が下がったExplosive Blast。一見すると使い道が無さそうだがDisintegrate Waveを中断することなく同時に発生させることが出来るため瞬間火力の増強に一役買う。ただし射程の関係上、Archonフォームで接近戦をせねばならないため活用可能かどうかは装備や相手次第といえる。

Teleport : cooldown 10sec
クールダウンが10秒に低下したTeleport。Archonでアクティブガードスキルはこれしかない。Critical MassやIllusionistとの組み合わせならば運用可能と思われるが、私が試した限りでは現在(2012/6/30)のところCritical Massによるクールダウン減少効果が適用されていない。

Slow Time : cooldown 20sec
自分の移動に追従し、投射物だけでなくモンスターのスピードも低下させるSlow Time。本家とは決定的に異なるユニークなスキルだ。ただしSlow Time自体の運用が難しく、これを活用して何かしてみたという話は聞かない。また現在(2012/6/30)のところCritical Massによるクールダウン減少効果が適用されていない。

Archonは火力に優れ防御もステータス上は優れているが回避行動を不得手としている。この特徴から導かれる運用法は3通りある。

1.十分なDPSを持つキャラクターでInfernoの上位モンスターを一掃する。
2.平凡なDPSを持つキャラクターでInfernoの下位モンスターを一掃する。
3.未熟なDPSを持つキャラクターでNightmareのモンスターを一掃する。


まず1について。私はArchonでAct3,4を戦えるほどに優れた装備は持っていないので説明は割愛するが、それらの動画はYoutube上で見出せる。次いで2について。これはAct1,2での狩りを想定している。特に特定のスポットを繰り返すファーミングではクールダウンを気にせず運用できる点に優れている。目安としてはDPS20kもあれば足りるだろう。そして3について。これはGold Farmingにあたる。強い敵を相手に出来ないのならばいっそ装備をGold find 10-20%の青物で揃えて圧倒的に弱いNightmareのモンスターを掃討してお金を稼ぐ手法だ。この際、Archonフォームを維持できるほど敵の密度の濃いフィールドが望ましい。1週間もやればオークション用の資金が十分にたまる。

Diablo III (輸入版:北米)
Diablo III (輸入版:北米)
posted with amazlet at 12.06.29
Blizzard Entertainment (2012-05-15)
売り上げランキング: 193

Diablo3 - 3 Secrets Best Gear, Build, Farming (フォーラム抄訳)

以前、Forumで効果的な装備選択に関する解説を見かけた。これはその紹介としてwizard forumに投稿されたものを和訳したものである。しかし基本的にどのクラスでも似たようなものと捉えて良いだろう。


Ciceronius :
これまで装備の指針を求める声が多く寄せられてきた。単刀直入に言えば、もし最高のDPSと生存力を手にしたいと思うならばこういうのを装備すればいい。

DPSに寄与する要素(重要な順に)

1.Critical Chance
2.Critical Damage
3.IAS
4.INT

DPSのための装備

Critical Chanceに寄与する部位 :

Gloves: 8.5-10%
Neck: 8.5%
Source: 8.5%
Helmet: 6%
Bracers: 6%
Rings: 4.5% x2

Critical Damageに寄与する部位 :

Wpn: up to 200% (100% + sock gem 100%)
Neck: 65%
Gloves: up to 50%
Rings: 34% x2

IASに寄与する部位 :

WPN: 12%
Rings: 9% x2
Gloves: 9%
Neck: 9%

INTに寄与する部位 :

すべての装備

要点 :

1. Critical Chance > Critical Damage > IAS > INT の順で、可能な部位でDPSに寄与する要素を最大化することに努める。
2. それぞれの部位で特に活用すべき要素 :

優先順位の説明:

a. WPNには Critical Damageとソケット
b. Necklace には Critical Chance と Critical Damage
c. Gloves には Critical Chance と Critical Damage 、IASはおまけ
d. Source にはDamageとCritical Chance
e. Rings にはIASとCritical Chance
f. Helm にはCritical ChanceとINT
g. Bracers にはCritical ChanceとINT

防御のための装備

-DPSに寄与する要素は他の部位で得て、DPSに寄与する要素を持たない部位では防御の最大化に努める。

防御に寄与する要素 (実効HP値に対してどれも重要であるため、これらは優先順ではない)

1. Armor
2. All Resistane
3. HP (vit + % life)

DPSに寄与する要素が少ない部位 (INTのみが可能) :

1. Chest Armor
2. Pants
3. Shoulders
4. Belts
5. Boots

DPSを最大化しつつ防御も最大化するためには以下の手順を踏めばいい。 :

1. Armor と Resistの比率を 10 : 1にする。もしArmorが5000であれば、Resistは500ずつ持つべきである。
2. もちろんHPは多ければ多いだけいいが、 ArmorとResistを優先させる。
3. Chest と pants それぞれソケットを3、2ずつ持つ物を選び、DPS最大化のためにTopazを入れる。
4. BootsにはMovement Speed10-12%を必ず入れる。

要約

1. もっともDPSに寄与する要素を集めてDPSを最大化する。
2. あまりDPSに寄与しない部位では防御に関する要素に特化して防御を最大化する。
3. 2つの要素が混じった装備に手を出さない。たとえば120INT, 100VIT, 60All ResistのようなBracerはやめる。
4. IASやMovement Speedがついた低レベルのLegendaryアイテムをやめる。

これでおしまいだ。幸運を祈る。.


要約の3について補足しておくと、このBracerはCritical Chanceを欠いている点に問題がある。BracerはDPS最大化のために用いることが理想的であるため、防御のためのVIT、ResistよりもまずCritical Chanceを持つかどうかが選定条件となる。そのうえで余裕があれば防御要素を持つものを選べば良い。

私がプレイするにあたっては忠実にこれらを実践しているわけではない。というのも、DPSの最大化は必ずしも目的ではないからだ。各々が目指すビルドによってより重視したいものはきっとあることだろう。ただし、それでもここで書かれている装備選択の基本は踏襲することになる。たとえばタンク型ウィザードを志向するならば攻撃要素であるCritical Damage(時にはINTまでも)を控えてでもArmorとResistを取りたいが、それでも攻防に大きな役割を果たすCritical Chanceは譲れないはずだ。私の場合はDisintegrate型にしているためIASを上げてしまうとたとえそれでDPSが伸びようともAP切れの恐れが出てきてしまう。それゆえHelmとSource、あるいはWPNでAP on Criticalを稼がねばならないが、そうなると他のDPS要素との兼ね合いから非常に高額になってしまう。それならばといっそのことIASを切り捨てることで装備全体の低価格化を狙っているところである。問題があるとすれば、一切IASを持たない装備は他のビルドへの応用に困るという点だが、上記の指針に沿えばIASの優先順位はそもそも低いためRingを新調するくらいでなんとかなるのではないかと読んでいる。

Diablo III (輸入版:北米)
Diablo III (輸入版:北米)
posted with amazlet at 12.06.29
Blizzard Entertainment (2012-05-15)
売り上げランキング: 193

2012年6月29日金曜日

Diablo3 - patch 1.03b 短評

今月も数度のバランス調整がパッチ、ホットフィックスで行われた Diablo III だが、発売から1ヵ月半を経た現在のレビューをしたい。

・patch 1.03bの成果
多くのプレイヤーが発売直後Diablo3を酷評した理由として最たるものは、(サーバーの不調などゲーム面とは異なる部分を除けば)難易度Infernoで急激に跳ね上がるモンスターの攻撃力に対して手に入るアイテムの質の低さが生み出すゲームバランスの悪さにあった。次点ではアイテム自体の魅力の薄さがある。

まず今月のパッチの結果、Infernoのモンスターの猛威が和らいだことで誰もが打つ手のないまま即死するようなことはなくなった。プレイヤーのストレスは大いに軽減されたといえる。その一方で死亡時のペナルティであるアイテム修理費は従来の5倍ほど釣り上げられたため、以前のように繰り返し死にながらも根気で前進する手法をとることは困難になった。地道なトレハンにより着実に力をつけて身の丈にあったフィールドで遊ぶという点ではバランスが改善している。

またモンスターからのアイテムドロップについても調整が行われている。以前はInfernoを攻略したくとも Act1,Act2で手に入るアイテムはAct1,Act2を攻略するのにすら困るほど貧弱なものだったが、パッチ後はこれらの章でもAct3,Act4同様のアイテムが相対的に低確率ではあるが入手可能になった。そのためHell後にInfernoに到達したプレイヤーがAct1でトレハンを重ねるモチベーションは大きく向上している。

一方、アイテム自体の魅力についてはここまでに手が入れられていない。Diablo2を愛していたプレイヤー層にとって今作のLegendary Items(旧作のユニークアイテム)は特徴に欠ける上に基本性能でも青色Magic Itemに劣ることが少なくない。これについてはPvP実装が目されるpatch 1.1で性能の向上が図られる予定とアナウンスされている。

・現状での評価
私はpatch1.02の時点でDiablo3はAmazonレビューで言うところの☆1に相当すると感じていた。それほどに発売直後のごたごたに不満を覚えていたのだ。その状況からすれば2012/6月末時点でのDiablo3は☆2.5をあげられるほどに改善してきている。これはシリーズのファンとしては純粋に嬉しいことだ。

しかしまだ「Diablo2を継ぐ名作」と呼べる域には達していない。やはり従来のステータスとスキルによるキャラクターカスタマイズを喪失した点はゲームデザインの変化として大きく影響しており、リプレイアビリティの減少に繋がっている。それでも100-150時間はあっさりと遊ばせてしまう中毒性を持つため「一般的な名作」ではあるだろう。Diablo2も Lord of Destructionを経て開花したことを思えば将来性は抜群であり、今から遊び始めて地盤を築いておくも、拡張版発売と同時に新規でプレイするも好みと余暇の問題か。しいて言えば今作はリアルマネーオークションという形でのモチベーションもシステムに組み込まれているため、早い時期にはじめた方がお金を稼げる可能性がある。無論、十分に枯れてからプレイを始めれば優秀な装備が安く手に入れられるともいえる。

よってまとめると、

・今の時点でお勧め出来る人
普段あまりゲームをする時間がない社会人。拡張版が出てからスタートするのでは先行組みとの距離感を覚えてしまうかもしれない。こつこつと今から遊ぶのがいいのではないだろうか。

リアルマネーオークションでお金を稼いでみたい人。ある程度の慣れたプレイヤーであれば10ドル以上で売れるアイテムをそこそこ手に入れることが出来る。もちろん普通に働いた方がよほど簡単にお金は稼げるが、遊んだついでにお小遣いが貯まると思えば悪くない。ただし売り上げの一部はBlizzard社への手数料となることを覚えておくべきである。

・まだ買わない方がいい人
余暇を持て余している層。Diablo3以外にも安くて(物によっては無料で)面白いゲームはいくらでもあるので、フルプライスの5000円以上を払ってまでプレイすることはないだろう。将来的に拡張版が同梱されたお買い得版が発売してからでも、十分なプレイ時間が確保できるならば問題なく他のプレイヤーに追いつけるはずである。

・追記
現在のbattle.netシステムはDiablo2と比べて大幅にグレードダウンしている。初期に比べると減ってきてはいるが、RMT業者のスパムはいまだにチャットに現れる。そればかりでなくゲーム内の会話とグローバルチャットのウィンドウが同一のためNPCが喋ってもチャットが流れてしまう。こうしたソーシャルな機能が未熟すぎるのだ。スタンドアローンでのプレイを不可能にして常時battle.net接続を求めることとなったDiablo3でコミュニティ部門が力不足なのは評価を下げる要因といえるだろう。

Diablo III (輸入版:北米)
Diablo III (輸入版:北米)
posted with amazlet at 12.06.29
Blizzard Entertainment (2012-05-15)
売り上げランキング: 193